小泉首相の礼拝作法

平成17年10月19日午後3時45分頃、民主党前原誠司代表が小泉純一郎総理との国会党首討論で、17日の小泉首相靖国参拝での礼拝は墓参りの礼拝で失礼だと党首討論の最後に発言していた。小泉首相は、反論をしようとスピーチ台の前に立ったが、時間切れで発言できなかった。

まず第1に、やはり小泉首相の礼拝は仏式と思ったのは、私だけでなかったということ。

第2に、前原代表は失礼だと右派らしい発言をしていたが、前原民主党代表は間違っている。礼拝者が仏教徒であったとき、神道キリスト教の葬儀で、合掌礼拝(らいはい)するのは当然である。キリスト教徒になったのではないから、十字を切るのは間違っている。儀式が主宰されている宗派の礼拝作法が参列された者に強制されるのではない。参列者は、儀礼の場を壊す行動をとってはならない。大きい声は出すべきではなく、大きい身体的行動をとるべきではない。そのうえで、参列者の信仰に基づく礼拝作法を目立たないようにするのが良い。前原誠司氏は宗教が分かっていない。儀礼が分かっていない。(それと両手をただ合わせる合掌は、どの宗派でも礼拝姿勢として不自然ではない。)

本項は、「小泉首相の靖国参拝を支持する……早急に汎宗派的国立追悼施設を」(blog安芸ねっとwebry2005/10/19 07:17)の末尾に追記したものに同じ。