インターネットは、すごい―裁判官匿名性の時代は終焉した

インターネットがない頃は、裁判官について情報を得ることは、全裁判官経歴総覧(公人社)のような本はありますが非常に困難でした。現在は、上記の両氏について検索すると、ヒットします。判決書には、裁判官の氏名が書かれますが、誰が書いたかは意識に上らなかったのではないでしょうか。日本(現代はといったほうがよいのかもしれませんが)では、裁判官の匿名性の時代は終焉したと思われます。これからは、行政官(県や市の吏員)の匿名性が終焉しなければなりません。管直人年金問題のときの武蔵野市の無責任課長の責任は結局問われることはないでしょう。これからは、行政マンの責任は厳しく追及されなければなりません。権力を持つ者に匿名を許すと、社会は腐ります。
弁護士については、その勤務評定をした書籍も出版され、インターネットでは、質問に対して面会を拒んだ等いつ誰に対しどのような対応をとったか記録が残っています。怖い時代です。マスコミが、ものの本質を見抜く能力を養わずに、うわべの聞き心地のよい言葉に酔う愚民を育てることは、全体主義社会への道を歩むことだと思います。私の事件(「安芸ねっと」参照)も、愚民養成するだけだと思います。


お読みください:亀渕昭信ニッポン放送社長はレームダック(レイムダック)である