差別反対運動が、植民地主義の手先だった

東チモール事件について、高山正之さんが書いています。

東チモール事件は、「島民がインドネシアに苛められて可哀想とかの触れこみだった。が、実態はこの島に石油が出るのを知った白人混血児と豪州が組んでインドネシアから騙し取った詐欺事件だった。そうとも知らない日本の新聞は詐欺師の言うまま人権問題として報じ、日本政府に四億ドルも追い銭を出させたものだ。」帝京大教授高山正之「変見自在」週刊新潮平成17年(2005年)4月21日号144頁

思慮を欠く差別反対運動では、東チモール詐取事件に加担しただけでした。あらたな白人の植民地を作ることに手を貸しただけでした。本願寺教団の基幹運動も同様です。酒生事件は、東チモール詐取事件と全く同じです。差別問題は、思考停止の運動では百害ばかりです。

私は次のように提案していますが、本願寺教団からは、何の賛同も得ていません。不二川公勝総局の姿勢を問いたい。

【一人雇用運動】寺院住職であったり、その寺院が学校・幼稚園・保育園あるいは老人ホームを経営している場合(別法人であっても)、能力不足や人格低劣を除き、その者が一般的職員のレベルを超える場合は、被差別部落出身者や在日朝鮮人を1名、寺院や学校・園・ホームで雇用する。これによって、被差別部落出身者や在日朝鮮人にチャンスを与えることができる。宗門僧侶が、差別された人々と実生活で現実に接触し、社会との接点に自己をおくことにより、空理空論から解放される。


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